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2018年9月15日 (土)

赤い鳥

Kodomo_2

上野の国際子ども図書館の「『赤い鳥』創刊100年-誌面を彩った作品と作家たち」に行ってきました。
図書館の建物は外の賑わいとは違い、いつ来ても静かで落ち着く場所です。
特に階段の窓や手すりが好きです。
この日は初日で人も少なくゆっくり鑑賞できました。


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『赤い鳥』は1918年に鈴木三重吉が創刊した児童向け雑誌です。
当時活躍していた作家、画家、詩人、作曲家たちによって創られました。
内容は昔話、外国文学の再話、童謡、科学読物、児童劇など芸術性の高いもの、上質なものを子どもたちのために提供しました。
北原白秋、芥川龍之介、小川未明、坪田譲治、西條八十らの作品は今も親しまれているものばかりです。
名だたる芸術家たちが子どもたちのために協力して創作するなんてすばらしい活動です。


『赤い鳥』は装丁も字体もお洒落です。挿絵がどれも新鮮です。
特に気に入ったのは♪ことりのうたの挿絵で笛を吹く天使の愛らしい絵がステキでした。

鈴木三重吉という人は才能豊かでこだわりも強い方だったようです。
興味深い記事がありました。
玄関の玄と関の字が嫌いで上り口としたとのこと、字へのこだわりもすごい方です。

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家に鈴木三重吉の本が2冊ありました。どちらも「湖水の女」ですが、表紙も挿絵もかなり違います。
中身は全く同じ、外国の再話でおとぎ話風です。
右は大正5年に春陽堂発行の復刻版、ちょっとドキッとする絵でこれをみたら恐がる子もいるかもしれないです。
左は古本屋さんで見つけたもので1982年第1刷発行と記されています。
絵もずっと子ども向けでかわいいです。


図書館を出る時、とても幸せな気分でした。
子どもたちに良いもの、本物を与えようと情熱を注いだ鈴木三重吉の思いはこれからもずっと受け継がれていってほしいものです。

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